「日本の屋根」北アルプスに降った雪は、天然のフィルターである山々や砂地を通って濾過され、大量の湧き水となって滲みだします。
アルピナ工場は、普通の「工場」としての立地条件としては少し変わった場所にあるかもしれません。「水源」に極めて近いためです。
工場にやってきた原水は、そのまま飲んでもすばらしい味わいのものですが、これを活性炭フィルターと3ミクロンのフィルターを通してあらかじめ不純物を除去します。
アメリカ航空宇宙局 (NASA) で開発されたこのシステムは、目が 1/1000 ミクロンという極小サイズのフィルターです。
アルピナはこの RO システムを何重にも通過して分子レベルまで磨き上げられます。
フィルターの種類 | フィルター膜の大きさ | 除去可能な不純物 |
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活性炭フィルター | 1 ミクロン | 塩素、カルキ、人毛 花粉、サルモネラ菌など |
中空糸膜 | 0.1 〜 0.01 ミクロン | コレラ、チフス菌、レジオネラ菌、大腸菌 O-157、エイズウィルス、B 型肝炎 (感染症) ウィルス、クリプト菌など |
RO 膜 (逆浸透膜) |
0.001 ミクロン | ダイオキシン、ホルムアルデヒド、砒素、農薬類、トリハロメタン、トリクロロエチレン、ハロゲン化合物、鉛、水銀など |
RO を通過した水はオゾン処理により徹底的な殺菌消毒を行なったあと、 0.2 ミクロンのセラミックフィルターによって最終の濾過を行ないます。
セラミックフィルター装置内の部材はバルブ一個にいたるまで無菌状態を維持しています。