アルピナウォーター誕生まで

「日本の屋根」北アルプスには、この国の 3000 メートル級の山々の半分が存在するといわれています。季節風が峻厳な尾根に吹き付けておびただしい雪を降らせ、真夏にまで残雪が見られるこの場所で、水はゆっくりと山々に滲み透り、 100 箇所におよぶ湧水、多くの名水をもたらします。この北アルプスで生まれ、極限まで磨き上げた水がアルピナピュアウォーターです。

アルピナウォーターができるまで

原水 工場 何重ものろ過 RO システム オゾン処理 全自動充填

アルピナウォーター製造の流れ

原水

「日本の屋根」北アルプスに降った雪は、天然のフィルターである山々や砂地を通って濾過され、大量の湧き水となって滲みだします。

工場

アルピナ工場は、普通の「工場」としての立地条件としては少し変わった場所にあるかもしれません。「水源」に極めて近いためです。

何重ものろ過

工場にやってきた原水は、そのまま飲んでもすばらしい味わいのものですが、これを活性炭フィルターと3ミクロンのフィルターを通してあらかじめ不純物を除去します。

RO システム

アメリカ航空宇宙局 (NASA) で開発されたこのシステムは、目が 1/1000 ミクロンという極小サイズのフィルターです。
アルピナはこの RO システムを何重にも通過して分子レベルまで磨き上げられます。

RO システムとは → Reverse Osmosis System (逆浸透膜システム)
浸透膜で仕切った容器に塩水と真水を入れると、浸透圧の差によって真水は濃度の濃い塩水側に移動し、双方の濃度を一定にしようとする性質があります。逆浸 透膜の原理は人工的に塩水側に浸透圧以上の圧力を加え、浸透膜フィルターを通じて水を浄化することです。 一般の浄水方式では除去不可能と考えられていた超微細ダイオキシン・金属・ウィルス等も取り除き、安全で浸透性の高い水を作り出します。
フィルターの種類 フィルター膜の大きさ 除去可能な不純物
活性炭フィルター 1 ミクロン 塩素、カルキ、人毛
花粉、サルモネラ菌など
中空糸膜 0.1 〜 0.01 ミクロン コレラ、チフス菌、レジオネラ菌、大腸菌 O-157、エイズウィルス、B 型肝炎 (感染症) ウィルス、クリプト菌など
RO 膜
(逆浸透膜)
0.001 ミクロン ダイオキシン、ホルムアルデヒド、砒素、農薬類、トリハロメタン、トリクロロエチレン、ハロゲン化合物、鉛、水銀など

オゾン処理

RO を通過した水はオゾン処理により徹底的な殺菌消毒を行なったあと、 0.2 ミクロンのセラミックフィルターによって最終の濾過を行ないます。
セラミックフィルター装置内の部材はバルブ一個にいたるまで無菌状態を維持しています。

全自動充填

人の手を介さず、半導体産業レベルのクリーンブース、クラス 100 (一立方フィート中の浮遊粒子が 100 個以下) 中で全自動で充填、キャップされます。

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